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2011-12-14

4年目のはてなハイクを振り返る

| 01:03 |  4年目のはてなハイクを振り返る - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク -  4年目のはてなハイクを振り返る - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記  4年目のはてなハイクを振り返る - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 のブックマークコメント

はてなハイク」は12月13日にβサービス開始から、12月15日で正式サービス開始から4周年を迎えました。

そこで、今年も改めて4年目のはてなハイクを振り返ってみようと思います。

※昨年のエントリ:3年目のはてなハイクを振り返る

総エントリ数・ユニークID数の状況

4年目の「統計」キーワードにおけるはてなハイクの総エントリ数・ユニークIDは以下のようになります。

(左側が1年間、右側が「統計」全期間)

総エントリ数

f:id:daichan330:20111213160723p:image:w240:h180f:id:daichan330:20111213160648p:image:w240:h180

ユニークID

f:id:daichan330:20111213160555p:image:w240:h180f:id:daichan330:20111213160518p:image:w240:h180

昨年は両者とも漸減でしたが、今年はほぼ全期間に渡り両者とも漸増という結果になりました。

ユニークID・総エントリ数漸増の原因を探る

今年、ユニークID・総エントリ数が共に漸増している原因は主に以下の理由が考えられます。

3年目にしてようやくの「はてなハイク1.1」

今年、「はてなハイク」はサービス開始から3年を迎えて初のマイナーバージョンアップが行われました。

昨年12月中旬~今年2月中旬にかけて約2ヶ月間という「はてな」にしては珍しく長期間のβテストが行われ、要望されていた数々の不具合修正・新機能などが実装されました。

マイナーバージョンアップにより、これまで使い辛かった部分も改善され、概ね使いやすい環境になったのではないかと思います。

実際に「はてなハイク1.1」βテスト中のユニークIDは漸増しており、「はてなハイク」を使う利用者が単純に増えたことが伺えます。

低年齢層ユーザの流入

サービス面では上記のマイナーバージョンアップが挙げられますが、ユーザ視点から考えると今年の「はてなハイク」は特に低年齢層ユーザ流入が目立ったように思います。

現状のはてなハイクのトップページ(新着)上でも、低年齢層ユーザと思われるエントリが増えており、全体の割合も(きっちりと調査はしていませんが)多くなってきています。

今年になって低年齢層ユーザがより「はてなハイク」に流入した詳細な理由は不明ですが、単純にはてなユーザの総数も「うごメモはてな」サービス開始以降は開始以前と比べてもかなりの勢いで増加しており、単純にその余波を受けたとも考えられます。*1

古参ユーザの流出減少

今年は「はてなハイク1.1」のマイナーバージョンアップなどもあり、前年に比べるとやはり古参ユーザの流出が少なくなったことも一因として挙げられます。

全体的にも古参ユーザ絡みの揉め事なども以前に比べると表向きには減っているように見受けられます。

また、昨年悩みの種の一つとなっていたスパムエントリの横行についても、「はてなハイク1.1」で追加された長文投稿省略・規約違反通報ページの整備・各種スパムへの対処などによりかなり減少し、タイムラインをスパムで占拠されることもほぼ無くなりました。

これらに加えて、低年齢層ユーザ流入などで全体のタイムラインが若干活性化したことも古参ユーザ流出の歯止めをかけた一因として考えられそうです。

ハイクユーザーの投稿傾向とのマッチング

それでもユニークID数は震災以降ほぼ横ばい状態でしたが、9月末~10月以降を境にして再び漸増してきています。*2

これは低年齢層ユーザの流入も理由として挙げられそうですが、もう一方で「はてなハイク」におけるユーザの一般キーワードへの投稿傾向との関連性も考えられます。

はてなハイク」のユーザの一般キーワードへの投稿が多くなる傾向としては、以下2点があります。

  1. 各種行事・イベント(直近では「皆既月食」など)
  2. テレビ番組実況(ゴールデンタイムのドラマや映画、スポーツ)*3

特に今クール(2011年10月~12月期)は「家政婦のミタ」を筆頭に視聴率の高い番組が多く放送されています。その影響で「はてなハイク」でも実況ユーザが増え、ユニークIDが増加した可能性があります。

ただし、これら各番組は12月で終了するため、ユニークIDの漸増が一過性であることが考えられます。次クールが始まる来年にかけて状況を継続して精査する必要があります。

5年目はどうなる?

さて、「はてなハイク」もとうとう5年目を迎えることになりました。(それでも各種サービスの稼働時間を考えると短い方ではあります。)

5年目はどうなるかについて、いくつか考えてみたいと思います。

更なる低年齢層ユーザの流入

まず最も考えられそうなものとして、更なる低年齢層ユーザの流入が考えられます。

はてな」のユーザ層は大まかに「はてなダイアリー」「はてなブックマーク」を中心とした大人ユーザ(20代後半以降)層、「うごメモはてな」を中心とした低年齢ユーザ層とに大別される傾向があります。

その中で「はてなハイク」は「人力検索はてな」「はてなココ」などと同様、どちらにも大別されない層のサービスに位置しています。

(twitter疲れなどを理由にした)大人ユーザの参入も考えられますが、そちらに比べると今後は低年齢層ユーザの流入が圧倒的に多くなることはおそらく避けられないでしょう。

そうなった場合、今後これまでの古参ユーザと新規低年齢層ユーザとの軋轢をどのように解消していくかは課題の一つとして挙げられるかもしれません。

一方で、これまで古参ユーザ的な考えとしては「はてなハイクtwitterと対立する場所」という風潮がありましたが、別の方向性からは「低年齢ユーザがtwitterに参入する前の準備場(悪く言うと「踏み台」)としてのはてなハイク」という捉え方をすることができるかもしれません。

どちらにしても、低年齢層ユーザの流入が「はてなハイク」にも波及している現状を踏まえて、はてな管理者が何らかのアクションを起こす(抑制ではなくセールスポイントとして上手く活用する)頃合に来ているのかもしれません。

新規サービスラッシュの犠牲になる可能性

この1ヶ月間ほど「はてな」は「はてなブログ」を筆頭に、はてなブックマークの新ユーザページ・「はてなまとめ(仮)」と、(どれもβサービスですが)複数の新規サービスやリニューアルラッシュを行ってきました。

これらの新規サービスには人的リソースが割り当てられるのは当たり前なので、そう考えた場合既存の余り活用できないサービスはどうしてもおざなりになる可能性があります。

はてなハイク」は単独として使用可能なサービスである反面、副次的な他のサービス(フォトライフなど)に比べるとやはり犠牲になる可能性が高くなることが考えられます。

来年の運用次第によっては「もしかすると…?」という状況は常に孕んでいるとも言えます。

ただ、twitterなどの他社サービスなどと比べると圧倒的に「はてな」のサービス絡みの発言などは投稿しやすい土壌は出来上がっており、事実「人力検索」のキーワード(h:keyword:人力検索)などでは「人力検索はてな」利用者による投稿をはてなスタッフがフィードバックに利用している節も見受けられます。

このような「フィードバック用途としてのはてなハイク」を現行以上に上手く活用できるようになれば、ユーザ側・はてな側双方に有用な場として「はてなハイク」が機能するようになるかもしれません。

最後に

ここまで4年目の「はてなハイク」を振り返ってきましたが、今年はバージョンアップなどを含めて前年に比べるとサービスの先行きそのもののが不安になるという状況自体は改善したという印象があります。

一方で、今年は低年齢層ユーザの流入が目立つなど、今後の方向性を新たに模索するような状況も垣間見えるようになってきました。

今後「はてなハイク」がサービスとしてどのような方向を目指すかを考える上で運用開始から5年目となる来年は一つのポイントとなる年かもしれません。

*1:「人力検索はてな」なども今年5月のリニューアル以降、更に低年齢層ユーザが質問・回答の割合が多くなる傾向が見られます。

*2:6月頃と12月頃を比較すると、「統計」における週間でのユニークID比較でも大体10%近く増えています。

*3:一方、「はてなハイク」でのアニメ実況はニチアサが主流ですが、現状は多数派ではありません。今年の深夜アニメの実況で目立ったのは「h:keyword:魔法少女まどか★マギカ」程度です。

2011-12-11

「はてなハイク」において関西電力・中部電力における1時間毎の電力使用状況の投稿を再開しました

| 21:13 |  「はてなハイク」において関西電力・中部電力における1時間毎の電力使用状況の投稿を再開しました - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク -  「はてなハイク」において関西電力・中部電力における1時間毎の電力使用状況の投稿を再開しました - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記  「はてなハイク」において関西電力・中部電力における1時間毎の電力使用状況の投稿を再開しました - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 のブックマークコメント

下記のエントリから約2ヵ月半が経ちました。

「はてなハイク」において関西電力・中部電力・九州電力における1時間毎の電力使用状況の投稿を終了しました


今年の冬も夏に続いて節電依頼が出ている*1ため、以下のはてなハイクキーワードにおいて、BOTによる1時間毎の電力使用状況の投稿を復活させることにしました。

  • h:keyword:関西電力管区内の電力使用状況
  • h:keyword:中部電力管区内の電力使用状況

ちなみに、既に12月上旬の時点で両電力会社からの「でんき予報」の掲載が再開されていたのですが、再開当時は「ページが表示できません - Yahoo! JAPAN」のAPIデータ提供・「no title」での情報掲載は再開されていませんでした。

そのため、Yahoo!に直接お伺いを立ててみた所、この週末にAPIのデータ提供および情報掲載が再開されたようです。*2

*1:関西電力では年末年始を除く12/19~3/23までとのこと。
今冬の需給見通しと節電のお願いについて|2011|プレスリリース|企業情報|関西電力

*2:ちなみにサイト上の内容は依然古いままのようですが。

2011-12-06

新サービスにおける「フィードバック」の採用と「はてなアイデア」の今後

| 15:53 |  新サービスにおける「フィードバック」の採用と「はてなアイデア」の今後 - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク -  新サービスにおける「フィードバック」の採用と「はてなアイデア」の今後 - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記  新サービスにおける「フィードバック」の採用と「はてなアイデア」の今後 - 趣味には偏ってないだいちゃんの日記 のブックマークコメント

11月中旬以降、「はてな」から立て続けに新β・実験サービスのリリースラッシュが続いています。

上記のうち、新サービスである「はてなブログ」「はてなまとめ」については、「フィードバック」という独自の要望・不具合報告機能が用意されています。

これまで、はてなの要望・不具合を報告する場としては「はてなアイデア」がありましたが、下記のコメントを見る限り、βサービスの現段階では「フィードバック」からの改善を注力していくとのことです。

f:id:daichan330:20111206121801p:image

http://blog.hatena.ne.jp/-/feedback/13208692334729888657

「フィードバック」と「はてなアイデア」の違い

はてなブログ」「はてなまとめ」で用いられている「フィードバック」機能については、「はてなアイデア」と比べて以下の点が違います。

(下記は「はてなブログ」のフィードバックのみを参考にしています。「はてなまとめ」のフィードバックでは異なる点があるかもしれません。)

管理者(開発者)側主導

「フィードバック」ではユーザからの要望に対する返答についての公開責任は管理者側に委ねられています。要望送信から返答までしばらく時間があることもあります。

その反面、ユーザはフィードバック時に「匿名」名義で投稿することも可能となっています。

一方、「はてなアイデア」は公開サービスであり、ユーザ側が自分で(アイデアポイントを支払って)アイデアを立てる形態となっています。自分で立てるため「匿名」ではありません。

管理者側はユーザが立てたアイデアを処理する方式が採用されています。

各サービスに特化

「フィードバック」は「はてなブログ」「はてなまとめ」それぞれ個別に用意されており、各サービスに特化した要望・不具合を受け取りやすい形態となっています。

また、フィードバックに対する回答もどうやら直接開発者が行っているように思われます。

一方、「はてなアイデア」には各サービスのカテゴライズ機能も用意されていますが、どちらかと言うと「はてな全般」やサービスを横断する要望・不具合などが一覧で見やすい形態となっていました。

アイデアの処理も(今となっては懐かしい「はてなアイデアミーティング」)など、ユーザと開発者との間にサポートが仲介して管理する形態となっています。

検索機能の差

「フィードバック」は現時点では「やりました」「やります」のタブが用意されているのみで、過去の内容を検索する機能は設けられていません。

検索機能が無いため、過去に既に挙げられているフィードバックかを調査するのも現状は骨が折れます。*1

ユーザ側にとっては非常に見辛いですが、逆の視点で見ると重複フィードバックを集めることで、実装の優先度を決定する意図も少なからずありそうです。

一方、これまでの「はてなアイデア」は公開サービスであり、要望・不具合などのアイデアは一覧表示され、ワード検索によりアイデアを抽出することも可能となっています。

そのため、ユーザ側の視点からはアイデアが重複であるかを調べやすい形態となっています。


(今更語っても仕方ない?)「はてなアイデア」の現状

既にオワコンオワコンと言われて久しい(?)「はてなアイデア」ですが、現状目に見える範囲では以下のような感じになっています。

  • 総アイデア数:約30600件
  • 要望中:約10500件
  • 検討中:約1280件
  • 実装済:約7980件
  • 他の方法・検討中:約2730件
  • 見送り(却下):約940件
はてなアイデア

未処理(要望中・検討中)と処理済(実装済・他の方法・見送り)とが大体11000件程度で同じ位あるという状況です。*2

はてなアイデア」は2005年に誕生してから今年で6年が経ちますが、現状も以前にも何度か書いた通り下記のような状態から抜け出せていません。

  • サポートと開発との体制上の乖離
    • 実際は処理済にも関わらず、未処理のアイデアが多数存在する(i:t:実装済では)
    • 「検討中」のまま塩漬け状態になっているアイデアも多数存在する
    • 近年の新規サービス乱立により、アイデアに注力できなくなりつつある?
  • アイデアの慢性的な処理停滞
    • アイデアポイント返還が行われないため、新規アイデアも立てることができない
    • その結果、アイデアの処理が更に行われなくなるという悪循環に突入
  • アイデアポイントの大量保持者が実質アイデアを動かしている
    • 本当に優先すべき処理とアイデアでの優先度に食い違いが生じる
    • 「1000株にならないと検討されない」フロー形式となり、更に助長している

新サービスに関する要望・不具合を独自の「フィードバック」上で集積しようとしているのも、上記のような「はてなアイデア」の停滞状況が理由の一つになっているのではないでしょうか。

今後の「フィードバック」「はてなアイデア」併用方式の方向性

これまではてなのサービスの不具合・要望は、一部を除き*3全て「はてなアイデア」で一元管理する方針が採られていました。

しかし、「はてなブログ」「はてなまとめ」など直近のサービスはこの方針を捨て、各サービス独自の「フィードバック」に路線変更する形が採られました。

はてながこれからどのようなサービスを創出するかは分かりませんが、現在の「フィードバック」の状況次第では、今後も「はてなアイデア」を使わない路線も継続していく可能性は高そうです。

となると、今後は新サービスに対する要望・不具合は「フィードバック」、旧サービス・はてな全般や横断的な要望・不具合などは「はてなアイデア」の併用形態になっていくことが考えられます。

(長期スパンで見ると「はてなアイデア」終了もあり得そうですが、現時点でのアイデアのストック状態を鑑みると、急に廃止するのは難しそうな気がしています。)

ただし、併用するにしても既に6年目を迎えている「はてなアイデア」が停滞状態になっていることは否めません。

なので、是非とも新サービスの「フィードバック」の運用管理によるノウハウを「はてなアイデア」にフィードバックするなどして、もっとユーザ側が使いやすい「はてなアイデア」にしていって貰いたい所です。

余談

新サービスのうち、「はてなブックマーク」新ユーザーページについては既存サービスのリニューアルのためか、「フィードバック」は現時点で用いられていません。

しかし、「はてなアイデア」は上記のような停滞状況が影響してか、ほとんど新ユーザーページに対するアイデアは立っていません。(i:t:201111はてブ新UI)

新ユーザーページの使用感などは「はてなブログ」などでエントリーも書かれておりブクマなども集まっているのですが、不具合・要望の提示する場所は「はてなアイデア」なのかそれとも別なのかを示す内容は新ユーザーページ利用開始時には何も書かれていませんでした。

是非とも「はてなブックマーク日記」などで一度広報していただきたいです。

*1:今後の状況によっては改善される可能性はあるかもしれません。

*2:実際にはそれ以外に「キャンセル」分が7000件位あるようです。

*3:クローズドβサービスである「はてなハイク2」、「うごメモシアター」など。